逆プロポーズではじまる交際0日婚! 〜狙うのは脚本家としての成功とXXX
友記子が怒っているのは、航が脚本家として認められた途端、手のひらを返したかのように私たちを無視し始めたと思っているからだ。
だけど実際のところは、「航くん、盗作しておいて逆ギレの巻」なのだから、もっと根深いのだけれど。
航が友記子にしていたという「恋愛相談」は──あのときの航の告白が本当なら──私のことだったのだろう。こんな状況でも航の秘密を守ろうとする友記子は、本当に信頼できる友だ。
今となっては、『田舎の生活』のことを友記子にも話すつもりはない。新しい脚本を書くと決めた以上、余計なことは引きずりたくない。
だけど──と、私は思う。蓮さんのことなら、友記子に話してもいいかもしれない。
「ねぇ、友記子。今夜さ……」
私が友記子を飲みに誘おうとしたそのとき、会議室のドアが勢いよく開いた。そして、満面の笑みを浮かべた倉本先生が顔をのぞかせた。
「椿井ちゃ〜ん、ちょっとこっちにいらっしゃ〜い」
ゾワッと鳥肌が立つ。だけどもちろん、私に拒否権はない。
友記子も「あの笑顔はヤバい」と思ったらしく、心配そうに私を見た。
「は、はい……」
だけど実際のところは、「航くん、盗作しておいて逆ギレの巻」なのだから、もっと根深いのだけれど。
航が友記子にしていたという「恋愛相談」は──あのときの航の告白が本当なら──私のことだったのだろう。こんな状況でも航の秘密を守ろうとする友記子は、本当に信頼できる友だ。
今となっては、『田舎の生活』のことを友記子にも話すつもりはない。新しい脚本を書くと決めた以上、余計なことは引きずりたくない。
だけど──と、私は思う。蓮さんのことなら、友記子に話してもいいかもしれない。
「ねぇ、友記子。今夜さ……」
私が友記子を飲みに誘おうとしたそのとき、会議室のドアが勢いよく開いた。そして、満面の笑みを浮かべた倉本先生が顔をのぞかせた。
「椿井ちゃ〜ん、ちょっとこっちにいらっしゃ〜い」
ゾワッと鳥肌が立つ。だけどもちろん、私に拒否権はない。
友記子も「あの笑顔はヤバい」と思ったらしく、心配そうに私を見た。
「は、はい……」