そばにいるって、君が忘れないように
のどかは、この頃元気が無い。
 
わしは、一体何をしてあげればいいんだろう。

筋肉しか取り柄が無いわしは、脳の中まで筋肉だからバカだし……。


「のどかは、筋トレとかするん?」と彼女に訊く。


「う~ん、あんまりしない」

 
……。
 
会話が終わってしまった。


「そっか……」

 
俺は筋トレとかの話の内容しか持ってないのかよ! ほかの話の内容はないんか?


「あっ、何か食べたいものでもある?」

「う~ん、今は、クレープ、かな……」
 
 
のどかが椅子に座りながら窓の外を見ている。

今、この教室の空間には俺とのどかの2人しかいない。
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