一途な気持ちは今日も(※3話目大幅編集につき非公開)
だけど……
「よかったぁ」
張り詰めていた気持ちが抜けるように、安堵の笑みが溢れる。
無事に見つかった!
よかった!あのお店にあったんだ……!
「わざわざ届けてくれてありがとうございます……!」
「いえ、困ってるんじゃないかと思いましたので。会社名も書いてあったし、失礼ながら拝見させていただきました」
ニコッと優しい笑みを見せた橘さん。
う、わわっ……!
思わず胸がきゅんとした。
初めてだ……!
橘さんの笑った顔を見たのは。
こんな顔して笑うんだ……。
可愛い。ズルいよ……普段はかっこいいのに。
「では、僕はこれで」
ぺこりと頭を下げる橘さんに、私は「あ、」と声を出してしまった。
「どうしました?」
「い、いえ……何も……」
逃げるようにパッと視線を逸らす。