一途な気持ちは今日も(※3話目大幅編集につき非公開)
橘さんが私の前で足を止めれば一段とドキドキする。
背が高い橘さん。
どこから見ても綺麗な顔をしている橘さん。
あぁ。好きが溢れてきちゃう。
平静を装うために「あの、何か……?」と、声をかけてみた。
声は小さかったが私の精一杯の勇気。
「これ、大事なものだと思って」
そう言って渡されたのは、私の顔写真付きの社員証。
「!!?」
思わず橘さんの顔を勢いよく見ると、彼は申し訳なさそうに視線を逸らした。
「片付けしている時に見つけたんです。昨日、僕が急かしたせいですよね、すみません」
「い、いえ、そんな……あの、どこにあったんですか?」
「床に落ちていました」
床……私が慌ててカバンの中に入れた時に引っかかって落ちちゃったのかな?