初恋の始め方
「高校の頃たまたま坂野と俺の所属するバスケ見にきたことあっただろ。」
高校生の頃の記憶を遡る私をよそに三上君は続ける。
「藤原さんその時私服でメガネかけてなかったんだよ。少しメイクもしてて。
で坂野と話している時に時より見せる笑顔が可愛いとバスケ部で人気だったんだよ。
で、俺はそんな奴らに負けたくなくて牽制していたんだ、嫉妬深いだろ。
本人に気持ち伝える勇気がないのに‥。」
悠里ちゃんがかっこいい人がいてると言ってよくバスケ部の試合付き添っていた。
その時にメイクや髪の毛を可愛くして貰っていたのを思い出す。
私も三上君を見たくてよく着いて行った。
「そんな前からなの‥?」
恐る恐る聞くと
「もっと前かな?小学校の時から。
俺の気持ち伝わった?付き合ってくれるよね?」
三上君の気持ちはわかった。
私は勇気を出して振り返り三上君に抱きついた。
「伝わったよ。よろしくお願いします。」
と言って彼の方に顔を埋めた。
「うん。(可愛すぎる。)」
そんなこんなで私と三上君はお付き合いを始めることになった。