復讐殺人日記
その瞬間胸の中に溜まっていた感情が一気に吹き出した。
「ああああああ!!」

意味のない奇声を上げてスマホを壁に叩きつける。
それでも次から次へと通知音が聞こえてくるが、確認するつもりはなかった。

頭をかきむしりながら階段を駆け下りて外へ飛び出した。
なんなんだ。

私が悪いのか?
私ひとりが悪いのか?
そんなはずない。

動画では保人がやったことも、保人の両親のことも暴露した。
それなのに……!
「ほら、あの子よ」

「怖いわねぇ」
「見て、今だって素足だし」

ひそひそひそひそ。
視線を向ければすぐにそらされる。
近づけば逃げられる。
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