姉たちに虐められてきたけど「能無しのフリ」はもう終わり。捨てられ先では野獣皇帝の寵愛が待っていて!?
「フィアンナ、この通り我が家の末っ子もだいぶ手がかからなくなってきた。どうだろうか? 俺はもうひとりくらい君に似た可愛い娘がいてもいいと思うんだが」
悪戯っぽく囁かれた台詞に、ドキリと脈が跳ねる。
「わぁーっ! 思春期の息子の前でイチャつくのはさすがにどうかと思いますよ!? もう、僕は先に戻ります!」
アルフリードは顔を真っ赤にし、ぷりぷりしながら背中を向け、周囲のシロツメクサがはやし立てるみたいにぽぽぽっと咲き乱れる。
「コホン。ジンガルド、それについては改めて話し合いましょう」
王宮に続く道にまだ息子の気配が残る中、精いっぱい取り繕って答えた。
「そうだな。では、今夜にでもじっくりと」
そう言って微笑むジンガルドの瞳は、壮絶な熱を孕んでいて。彼とふたりきりで過ごす夜を想像し、期待と興奮で胸が高鳴った。
──私は皇妃で、母で、光の乙女で、そして大好きな人に愛される幸せな妻だ。今もこれからも、愛と喜びに満ちたジンガルドとの生活を目いっぱい楽しんでいく──。
FIN
悪戯っぽく囁かれた台詞に、ドキリと脈が跳ねる。
「わぁーっ! 思春期の息子の前でイチャつくのはさすがにどうかと思いますよ!? もう、僕は先に戻ります!」
アルフリードは顔を真っ赤にし、ぷりぷりしながら背中を向け、周囲のシロツメクサがはやし立てるみたいにぽぽぽっと咲き乱れる。
「コホン。ジンガルド、それについては改めて話し合いましょう」
王宮に続く道にまだ息子の気配が残る中、精いっぱい取り繕って答えた。
「そうだな。では、今夜にでもじっくりと」
そう言って微笑むジンガルドの瞳は、壮絶な熱を孕んでいて。彼とふたりきりで過ごす夜を想像し、期待と興奮で胸が高鳴った。
──私は皇妃で、母で、光の乙女で、そして大好きな人に愛される幸せな妻だ。今もこれからも、愛と喜びに満ちたジンガルドとの生活を目いっぱい楽しんでいく──。
FIN


