転生したら不良と恋する恋愛小説の悪女でした。
ってことは…渾身の泣きの演技も意味なかったじゃない!



内心、がくっと項垂れた。




……ま、まぁもうこの際なんでもいい。

情緒不安定でも構わない。
私の用件は伝えたのだから。




大切なのは、私から近寄ることはないから放っておいてほしいってこと。




『………では、私はもう戻りますので、』



情緒不安定かっていう問いには答える必要がないと判断し、ズッと鼻を啜り今度こそ教室に帰ってやろうと和泉夕緋の顔をろくに見もせず呟いた。



だからやつがどんな表情をしてるのかわからない。

…別にわからなくていいんだけど。

だってもう関わらないし。








よし。じゃあもう…




「黒豆ってこいつのこと?」




もどろ………………………………………………………。







あ?????????


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