うしろの正面だーあれ
チャイムが鳴り、教室に戻る。
服…
服が無い。
自分の机の上に置いたはず…
辺りを見回す咲子。
自分の目を疑った。
咲子の服は、ゴミ箱に捨てられていたのだ。
テレビの中の光景。
それが今、現実に起こっている。
まさか自分が、こんな経験をするとは思ってもみなかったのだ。
急いでゴミ箱の方へと向かう。
ツン・・
ズサッ・・
クスクスクス・・
足を引っ掛けられた咲子は、思い切り転んでしまった。