うしろの正面だーあれ



『あの裏山で、みっちゃん…鶴田さんと亀井くんが死んだの。』



『えっ!?』



咲子の言葉を聞き、先生は驚きを隠せないようだ。



『ごめん、先生。
嘘ついちゃった…。』



『え、嘘?』



先生は、裏山で死んだということが嘘なのだと思い込んでしまったようだ。



ホッと胸を撫で下ろしている。



しかし、次の瞬間、心臓が止まりそうな衝撃を受けることになる。



…実際には、もうすでに心臓は止まっているのだが…。






『私達が殺しちゃったの…。』



『…え?』



先生は、何がなんだか分からない様子。



『みっちゃんのときは、今 入院してる3人と、キヨちゃんと私で。
亀井くんのときは隆史くんも。』



『嘘よ…嘘でしょ…!?』



『ううん、本当だよ。
ごめんね、先生…。』



そう言って、咲子は先生と一緒に泣いた。



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