うしろの正面だーあれ



『それから変なの…。』



『変…?』



『死んだはずの みっちゃんや亀井くんが見えたり、殺した6人全員が事故に巻き込まれたり…』



『じゃあ、あなた達も…?』



『うん。でも、間一髪のところで みっちゃんが助けてくれたから、私と隆史くんは無傷だったんだ。』



咲子の言葉を聞き、先生はか細い声で呟くように『そう…。』とだけ言った。



『それから、私は他にも死んだ人が見えるの…。』



『俺は見えないけど。』



隆史が横から入る。



『…ねぇ、あの子達は?
高井戸さんと平塚さん。
何か関係あるの?』



先生が真剣な顔で尋ねた。



『分からない…。
関係ないと思うけど…』



『何だって?何が?』



隆史が口を挟んだ。



咲子は先生との会話を伝える。



『でも…知ってた。』



『何を?』



『私達が裏山で2人を殺したこと…。』



『何でそれを早く言わねんだよ!』



隆史の怒声にビクッと肩を揺らす。



『ごめん…今 思い出した…。』



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