うしろの正面だーあれ



その言葉に、咲子は眉間に皺を寄せる。



『連続事故…!?って…あの?』



『そうよ。朝子ちゃんに広美ちゃん、すみれちゃん、キヨちゃん…そして あなたと隆史くんが狙われた事故。』



咲子と隆史も事故に遭いそうになったのだが、佐和はおろか、クラスの誰も知らない。



それは、事故に遭いかけたというだけで、実際には遭っていないからだ。



知らないはずなのに、何故 佐和は知っている…。



そんなことよりも、何故 義孝がそんなことを話すのだ。



不思議に思った咲子は、佐和に問うた。



『何で亀井くんが…』



その質問に、佐和は子どもとは思えない、大人びた表情を見せた。



『彼が犯人だからよ。』



『!?
どういうこと…』



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