うしろの正面だーあれ



取り残されたタケルは俯いていた。



まるで、自分のしたことに後悔していることを隠して、これで正しかったのだと自分に言い聞かせているように…。



それから しばらくして、タケルは家に戻ろうと体を反転させた。



そのとき



『ねぇ。』



後ろから杏奈に呼び止められた。



振り返るタケル。



その杏奈の口から出た言葉に、タケルの思考は停止することになる。






『あたしと付き合わない?』



< 314 / 675 >

この作品をシェア

pagetop