うしろの正面だーあれ



そんなこともあって、あたしは すぐに告白した。



最初は驚いてたけど、少し照れながらOKしてくれた。



…その日からだったんだ。



本当に狂ってしまったのは…。













次の日、憂はちゃんと学校に来ていて。



でも、あたしは顔を合わせづらくて、声をかけずに席に着いた。



昨日出た噂は、新しい噂によって いつの間にか掻き消されていた。



だから、余計に憂と仲直りするタイミングがつかめなかった。



もしも誰かが噂をしたなら、あたしは憂を守っただろう。



もしも誰かが憂をいじめたなら、あたしは彼を助けただろう。



もしも誰かが憂を仲間外れにしたなら、あたしは憂と組んだだろう。



…だけど、誰もそんなことはしなかった。



あっという間に放課後になってしまった。



< 389 / 675 >

この作品をシェア

pagetop