うしろの正面だーあれ
『…そんなんで許してもらおうと思ってるわけ!?』
キヨは叫んだ。
悔しかったのだろう。
瞳に一杯 涙を溜めて。
『…思ってないよ。』
朝子は覚悟したのか、静かに言った。
『私は…許さないからね…!
だって…私…死んだんだよ…!?
あんたが命令したせいで…!』
『うん、分かってる…。
覚悟は出来てるから、行こうよ。』
『………………!?』
朝子は、キヨの手を取った。
扉のノブに手をかける…
ドンッ
『…あんたにはまだ早いよ。』
『キヨ…』
『…私のこと、忘れないでよね…。』
『当たり前じゃん…。』
キヨは少し切なげに笑うと、光と共に消えていった。