虹色の恋
闇のような世界 栞愛Sid
 つらい、はやくこの闇から逃げたい。


 「おい、出てこい。」


 まただ。


 ボコッゴツッ


 私は父親から虐待を受けている


 ひどい時には、首を絞められて殺されかけたこともある。


 母親は、私を出産した時に命を落としたからいない。


 父親の口癖は、「お前さえいなければ、よかったのにな。」だ。


 いつも学校から帰ってくると、押入れに入れられる。

 ご飯は、給食と、腐ったご飯だ。


 〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*

 いつものように、押入れに入れられていた。

 すると、ピンポーンと普段ならない音がした。


 「あたしだよ。入れてくれ。」

 おばあちゃんだ!

 
 「チッ、あのクソババァ」


  そこからはよく覚えていない。


 
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