極氷御曹司の燃える愛で氷の女王は熱く溶ける~冷え切った契約結婚だったはずですが~

 三花は俺の腕の中でぽかんとしている。
 思ってもなかったという顔をしている――俺は内心で昏く笑う。

 君は思ってもなかったんだな。
 俺がどれほど君に惹かれていたか、腕に閉じ込めたいと希っていたのか。
 いいさ、これから嫌というほど知ってもらう。
 初めて欲しいと思ったひとだ。



 絶対に逃がさない。


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