雨音。〜私を避けていた義弟が突然、部屋にやってきました〜
 伶の首もとに腕を回して、引き寄せた。

「だめ、じゃない」

 言い終わった瞬間、口がふさがれた。
 舌をからめられ、本格的に胸を愛撫される。
 胸を揉まれると、先端が尖ってきて、それが服の上からでもわかったのか、伶が摘まんできた。

「あぁっ!」

 甘い刺激が下半身に走って、私は身を震わせた。
 伶は口端を上げて、コリコリと捏ねたり、押し込んだりする。
 そのうち、裾から手が入り込んできて、服を脱がされる。
 下着姿になった私は恥ずかしくて、身を丸めた。

「ねぇ、伶。ベッドに行かない?」

 ブラに顔をうずめていた伶はわかりやすくゴクリと唾を飲み、短く答えた。

「行く」

 身を起こした伶は待ちきれないとばかりに私の手を引っ張り、ベッドへと連れていく。
 その間に、ジャージを脱いでしまった。
 筋肉の線が美しい身体に息を呑む。
 見惚れている間に、私もブラを取り払われて、ベッドに押し倒された。

「綺麗だ、瑞希。どれだけ触れたかったことか……」

 熱いまなざしで伶が私の身体を眺める。
 伶の指が、私の胸の先端を何度もかすめて、そのたびにぴくりと腰が反応する。
 胸のふくらみを掴まれたと思ったら、ピコンと立ち上がった尖りを口に含まれた。
 温かく湿ったものに包まれ、擦られて、気持ちよさに身をくねらせる。
 伶が熱心に私の胸に吸いついている姿は、淫靡なのに愛しくもあって、彼の頭を抱くようにして髪の毛をなでた。
 ちらりとこっちを見た伶の瞳にじわっと頬が熱を持つ。
 それは明確に私が欲しいと訴えていたから。
 あんなに彼の表情が読めなかったのは、伶も気持ちを隠していたからだったことに気づいた。
 腰をさすっていた手が太ももに回り、とうとう脚の間に来た。

「濡れてる」
「そんなこと言わないでよ!」

 ショーツの上からでも愛液をこぼしているのがわかったらしく、伶がつぶやいた。
 私は真っ赤になって、抗議する。
 チュッとキスを落として、伶が微笑んだ。

「だって、うれしいから。俺でこんなに反応してくれてるのが」

 指で割れ目を辿られると、気持ちよくてもっと濡れてくる。
 でも、なんだかじれったくもあって、早く深くまで伶を感じたいと思ってしまう。



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