ワケアリ無気力くんが甘いです


しばらく四人でのやり取りが続き、藤田くんが唐突にトークグループを作ったため、グループ名《なかよしこよし》に招待された。

グループ名はなぜこれにしたのか、と疑問が浮かぶも、かんちゃんが嬉しそうにしていたからその疑問は口にしないでおくことに。


にしても──かんちゃん、藤田くんのことになると割と嬉しそうだけど……まさか、ね?


「ねぇ、ヤコちゃんもうわたしは諦めた」
「え、何を?」
「……宿題は夏休みをエンジョイしてからにしようと思う!」


それ絶対夏休み終わる頃、絶望的な気持ちが待つやつでは……?


「でも少しは手つけておかないと、最後の最後までとっておくとキツイって思うけど……」

「追い込まれて、やっとやる気になると思うの。毎度最初に終わらせよって意気込んでもわたしは終わった試しないから」

「……まぁやる気がうまれない気持ちは分かる」

「うん、だからわたしは遊び抜くって決めた!だからヤコちゃんが遊べる日沢山教えてね!」

「う、うん。分かった」


そして、吹っ切ったかんちゃんは、ドーナツ食べたりない!とおかわりをしにいった。
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