推しが近所に住むなんて聞いてません!
有元さんと約束をしてみたものの、デートなんて生まれて27年したことがなかった。
この前猫屋くんと出かけた時は強引だったし、準備をするのは初めてだった。土曜日に紗枝を誘いショッピングに行くことになった。紗枝はそれなりに恋愛経験が豊富なので、とても頼りになる。
猫屋くんとのことや有元さんのことは一通り電話で話した。
土曜日、
「ちょ、ちょっと可愛すぎないかなこれ...私もう27歳だし」
「あんた何言ってんの!?よりにもよって社内人気No.1の有元さんに誘われたんでしょ!?それくらい責めなきゃ!」
フィッティングルームから顔を覗かせた私に紗枝は自信たっぷりにそう告げる。
紗枝が選んだのは、真っ白のワンピース。袖のところにフリルがついていて、まさに狙ってる、というような感じだ。
「で、でも私有元さんのこと恋愛対象としてみてないのに、思わせぶりじゃない?」
「...あんた何言ってんの!?これくらい普通よ普通!それに有元さんだって、とびきり可愛いあんたがみたいに決まってんじゃない!...それにあんただって何があるかわからないじゃない。好きになるかもしれない。好きにならなかったらしょうがない。たったそれだけのことでしょ?...私は嬉しいよ。紗枝にこういう日が来るなんて…!」
紗枝はこういう話になるとテンションが上がる。それになんだか嬉しそうだ。
意を決して、真っ白なワンピースを購入した。
その後髪型とか、色々紗枝がレクチャーしてくれた。どうやら当日の朝髪の毛をアレンジしてくれるらしい。
猫屋くんへのモヤモヤはいまだに晴れない。紗枝の厚意に甘えて、明日は楽しもうと想った。
この前猫屋くんと出かけた時は強引だったし、準備をするのは初めてだった。土曜日に紗枝を誘いショッピングに行くことになった。紗枝はそれなりに恋愛経験が豊富なので、とても頼りになる。
猫屋くんとのことや有元さんのことは一通り電話で話した。
土曜日、
「ちょ、ちょっと可愛すぎないかなこれ...私もう27歳だし」
「あんた何言ってんの!?よりにもよって社内人気No.1の有元さんに誘われたんでしょ!?それくらい責めなきゃ!」
フィッティングルームから顔を覗かせた私に紗枝は自信たっぷりにそう告げる。
紗枝が選んだのは、真っ白のワンピース。袖のところにフリルがついていて、まさに狙ってる、というような感じだ。
「で、でも私有元さんのこと恋愛対象としてみてないのに、思わせぶりじゃない?」
「...あんた何言ってんの!?これくらい普通よ普通!それに有元さんだって、とびきり可愛いあんたがみたいに決まってんじゃない!...それにあんただって何があるかわからないじゃない。好きになるかもしれない。好きにならなかったらしょうがない。たったそれだけのことでしょ?...私は嬉しいよ。紗枝にこういう日が来るなんて…!」
紗枝はこういう話になるとテンションが上がる。それになんだか嬉しそうだ。
意を決して、真っ白なワンピースを購入した。
その後髪型とか、色々紗枝がレクチャーしてくれた。どうやら当日の朝髪の毛をアレンジしてくれるらしい。
猫屋くんへのモヤモヤはいまだに晴れない。紗枝の厚意に甘えて、明日は楽しもうと想った。