「ちょっと南!」


「ほら、女一人じゃ危ないでしょ?」


南はニヤリと笑って二人を見た。


「―――そうだな。俺もついて行くよ」


松崎が立ち上がる。


「いってらっしゃい」


南は玄関に向かう二人に、満面の笑みで手を振った。


もう!


南ってばまた余計なこと言って!


理穂は、そんな南を恨めしそうに睨んで松崎の後を出て行った。





< 38 / 47 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop