―――どうしよう、もう買い物終わっちゃったわ。


当たり前の事だが、帰り道もまた二人きり。


意識しないようにすればするほど、変に緊張してしまう。


「じゃあ帰ろうか」


レジを済ませた松崎が、笑顔で理穂の手をとった。


ドキン!


今まで何度となく男の人と手をつないだことはあるのに、

まるで初めてつないだ女の子みたいに硬直してしまった。





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