だから、あたしは
 こういう時、外にいる生徒は雷から逃げることが義務付けられている。あたしも重いトンボを担いで走ろうとするがよろけてしまった。すかさず、騎士が腕を伸ばして支えてくれた。

「大丈夫か! いずみ。ほら、貸せよ。持ってやるよ。おまえさぁ、元気、出せよ。いずみ。グスグスするな。ぼーっとしてたら、おまえの頭に雷が落ちてしまうぞ!」 
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