だから、あたしは
「いつか明らかになるわよ! あなたは薬物に手を出しているんでしょう? 理事長さんに訴えてやる!」
「何だよ? まだ威張ってるのかよ? 懲りない奴だな。こんな奴にはお仕置きだな」
本田が近くにあったヘアドライヤーをあたしの脇腹に押し付けてきた。容赦なく熱を吹き付けている。熱さに耐えられずに悲鳴をあげる。痛みと熱さに悶絶しながら泣いた。
「ひゃー、おもしれー」
本田は調子に乗っていた。ドライヤーを背中に押し当てている。
「あ、熱い。やめてよーーーー」
「おい、加藤、携帯でとっておけよ。こいつの恥ずかしい写真を待ち受けにしてやろうぜ」
「お、おい! 顔はやめろよ! そこはマズイぞ」
仲間に止められても止めようとはしない。本田は、誰かを虐待することが生理的に好きなのだろう。
「あ、あなた、桃園にも酷いことをしたのね……」
「あいつ、ヒィヒィ泣きながら許してくれって言いながら小便もらしていたぜ。情けない奴だ。いつも、菊ちゃん菊ちゃんって煩せぇよ。あいつのケツを蹴り上げて血まみれにしてやったんだ。スカッとしたぜ」
本田は愉悦の顔になり、あたしの腹を何度も蹴っ飛ばしている。今、この瞬間、残酷な行為に夢中になっている。
「桃園は菊太郎に手を出すなって言いやがったんだぜ。馬鹿な奴だぜ。俺の言いなりになるなら菊太郎にレギュラーを譲ってやるって言ったら、その通りにしてくれたぜ。男好きな奴に桃園の恥しい画像を売って儲けてやったよ」
「変態! 悪党!」
「変態だとぉー? ケッ。おまえに言われたくないぜ。もう一発、殴ってやろうか。ありがたく思えよな。先輩の愛のムチは気持ちいいだろう?」
「本田、そのくらいにしておけよ……。こいつは、大河内のお気に入りなんだぞ」
「なんだよ? おまえ、何をびびってんだよ」
「だ、だから、大河内が……」
「うっせぇ。こいつが黙っていりゃ誰にもバレるもんかよ。そうだろう。いずみちゃーん。告げ口なんてしねぇよなー」
自分の靴下を脱いだ。それを、であたしの顔の上に置きながらニヤリと顔を歪めている。
「ほうら、御褒美だぞ。食えよ。飲み込んだら許してやるぜ」
「今の会話は外部に筒抜けなんだよ。カバンの中に盗聴器を入れているんだから!」
「けっ、そんなものあるもんかよ」
あたしのハッタリがまるで通用しなかった。本田は少しも信じていないが加藤は真っ青になっている。
「やばいって! 大河内の指図かもしれないぜ! 昨日、ヘンなことを言ってたんだよ。君は本田の近くにいると破滅が来るって言ったんだよ! あ、あの人は俺達をはめるつもりで……、そ、それで山田を女装させたに決まっている!」
ガクガク、ブルブル。亡霊に遭遇したかのように怯えている。大河内の予言めいた言葉に脅威を感じているのだ。
「何だよ? まだ威張ってるのかよ? 懲りない奴だな。こんな奴にはお仕置きだな」
本田が近くにあったヘアドライヤーをあたしの脇腹に押し付けてきた。容赦なく熱を吹き付けている。熱さに耐えられずに悲鳴をあげる。痛みと熱さに悶絶しながら泣いた。
「ひゃー、おもしれー」
本田は調子に乗っていた。ドライヤーを背中に押し当てている。
「あ、熱い。やめてよーーーー」
「おい、加藤、携帯でとっておけよ。こいつの恥ずかしい写真を待ち受けにしてやろうぜ」
「お、おい! 顔はやめろよ! そこはマズイぞ」
仲間に止められても止めようとはしない。本田は、誰かを虐待することが生理的に好きなのだろう。
「あ、あなた、桃園にも酷いことをしたのね……」
「あいつ、ヒィヒィ泣きながら許してくれって言いながら小便もらしていたぜ。情けない奴だ。いつも、菊ちゃん菊ちゃんって煩せぇよ。あいつのケツを蹴り上げて血まみれにしてやったんだ。スカッとしたぜ」
本田は愉悦の顔になり、あたしの腹を何度も蹴っ飛ばしている。今、この瞬間、残酷な行為に夢中になっている。
「桃園は菊太郎に手を出すなって言いやがったんだぜ。馬鹿な奴だぜ。俺の言いなりになるなら菊太郎にレギュラーを譲ってやるって言ったら、その通りにしてくれたぜ。男好きな奴に桃園の恥しい画像を売って儲けてやったよ」
「変態! 悪党!」
「変態だとぉー? ケッ。おまえに言われたくないぜ。もう一発、殴ってやろうか。ありがたく思えよな。先輩の愛のムチは気持ちいいだろう?」
「本田、そのくらいにしておけよ……。こいつは、大河内のお気に入りなんだぞ」
「なんだよ? おまえ、何をびびってんだよ」
「だ、だから、大河内が……」
「うっせぇ。こいつが黙っていりゃ誰にもバレるもんかよ。そうだろう。いずみちゃーん。告げ口なんてしねぇよなー」
自分の靴下を脱いだ。それを、であたしの顔の上に置きながらニヤリと顔を歪めている。
「ほうら、御褒美だぞ。食えよ。飲み込んだら許してやるぜ」
「今の会話は外部に筒抜けなんだよ。カバンの中に盗聴器を入れているんだから!」
「けっ、そんなものあるもんかよ」
あたしのハッタリがまるで通用しなかった。本田は少しも信じていないが加藤は真っ青になっている。
「やばいって! 大河内の指図かもしれないぜ! 昨日、ヘンなことを言ってたんだよ。君は本田の近くにいると破滅が来るって言ったんだよ! あ、あの人は俺達をはめるつもりで……、そ、それで山田を女装させたに決まっている!」
ガクガク、ブルブル。亡霊に遭遇したかのように怯えている。大河内の予言めいた言葉に脅威を感じているのだ。