だから、あたしは
まずいな。あいたたたっ。身体が思うように動かない。平衡感覚がおかしい。頭がフラフラする。階段を降りるのが怖くて立ち止まっていると、何と桃園が肩を貸してくれたのだ。ゆっくりと前身しながら言った。
「桃園、後で、あいつらに仕返しされるかもしれないね……」
「仕返しされないように悪事の証拠を持ち帰ってやるのさ。その為に、あいつを気絶させたんだよ。おい、おまえも手伝え。ついに復讐する時が来たんだ。倍返しをしてやるよ!」
桃園の目は爛々と光っているように見える。何だか、漫画の主人公みたいだわ。
「桃園……。ありがとう」
「うるさいな。勘違いすんな! 自分のためにやったんだよ! いつか復讐してやろうと思っていた! ほら、早く歩けよ。本田が目を覚ましたら殺されちまうぞ」
いつもは女っぽいのに今日はキリッとしている。並々ならぬ決意とプライドが滲み出ているのだ。
「これは、僕とあいつとの闘いだ!」
こうして、華奢で小柄な桃園か窮地を救ってくれたんだけど、まさか、こんな展開になるなんて誰が予想するだろう。
「桃園、後で、あいつらに仕返しされるかもしれないね……」
「仕返しされないように悪事の証拠を持ち帰ってやるのさ。その為に、あいつを気絶させたんだよ。おい、おまえも手伝え。ついに復讐する時が来たんだ。倍返しをしてやるよ!」
桃園の目は爛々と光っているように見える。何だか、漫画の主人公みたいだわ。
「桃園……。ありがとう」
「うるさいな。勘違いすんな! 自分のためにやったんだよ! いつか復讐してやろうと思っていた! ほら、早く歩けよ。本田が目を覚ましたら殺されちまうぞ」
いつもは女っぽいのに今日はキリッとしている。並々ならぬ決意とプライドが滲み出ているのだ。
「これは、僕とあいつとの闘いだ!」
こうして、華奢で小柄な桃園か窮地を救ってくれたんだけど、まさか、こんな展開になるなんて誰が予想するだろう。