一途すぎる上司は、一人でも楽しそうな部下を甘やかしたい
二章
それからというもの千田さんは機会があるごとに私に話しかけてくるようになった。

日常会話をしているかと思いきや、突然ドキッとすることを言ってきたりする。



「内海って土曜日空いている? デートしない?」



「土曜日は好きな映画を見に行くので無理です」

「一緒に見に行っても良い?」

「1人で楽しみたいので……!」

まだ心が整理出来ていないので、とりあえず断ることしか出来ない。
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