天使なのに、なぜか甘やかされています。
*
こうして、5月の終わりから続いていた気まずい空気は消え、
世河くんと屋上階段でまたお昼ご飯を食べる関係に戻り、
みんなが登校して来て、しばらくするとひかりちゃん達が教室に入ってきた。
その瞬間、周りが盛り上がる。
「中庭の中心で愛を叫んだ千煌が来たぞ!」
「公開告白だなんてやるぅ」
「ひかり、返事は土日にもうしたの!?」
あ、清丘くんもひかりちゃんも照れて……。
「え、え?」
わたしはチラッと席から2つ後ろ(一番後ろ)の席に座る世河くんを見るも表情一つ変えなかった。
こうして、5月の終わりから続いていた気まずい空気は消え、
世河くんと屋上階段でまたお昼ご飯を食べる関係に戻り、
みんなが登校して来て、しばらくするとひかりちゃん達が教室に入ってきた。
その瞬間、周りが盛り上がる。
「中庭の中心で愛を叫んだ千煌が来たぞ!」
「公開告白だなんてやるぅ」
「ひかり、返事は土日にもうしたの!?」
あ、清丘くんもひかりちゃんも照れて……。
「え、え?」
わたしはチラッと席から2つ後ろ(一番後ろ)の席に座る世河くんを見るも表情一つ変えなかった。