天使なのに、なぜか甘やかされています。
 清丘(きよおか)くんは優しく微笑む。
白鳥(しらとり)ちゃん、ありがとう」
「今でも夢を見ているみたいだ」
「役立とうとしてくれた白鳥(しらとり)ちゃんの存在が」
「幸せな今まで導いてくれたんだって俺は思うよ」

「私もそう思う」

 ひかりちゃんはわたしを見つめる。

(ひじり)、ちゃんと私と向き合ってくれた上で答えを出してくれたし」
「それに(ひじり)との関係は変われなかったけど」
千煌(ちあき)とは新たな関係になれた」
「だから」

 ひかりちゃんは満面の笑みを浮かべる。

「後悔はないよ」
羽美(うみ)、ありがとね」

 清丘(きよおか)くん、ひかりちゃん……。

 わたしが嬉し涙を零すと、ひかりちゃんは近づき、両頬を両手で包むように触れる。

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