天使なのに、なぜか甘やかされています。
「あ、はい」
 許可すると、菜月(なつき)ちゃんはわたしの隣に座り、耳元で囁き始めた。

「……(なお)さ、正直、勉強とか誕生日のサプライズとかするようなタイプじゃなかったんだけど、羽美(うみ)ちゃんと友達になってから劇的に変わってさ」
「……そのおかげで高校違ってても、マメに連絡くれるようになって、愛を感じられるようになれて、不安がなくなったんだ。だから、羽美(うみ)ちゃん、(なお)と友達になってくれてありがとね」

 菜月(なつき)ちゃんが心からの笑みを浮かべると、
 わたしは泣きそうになる。

「……こちらこそ、菜月(なつき)ちゃんが星谷(ほしや)くんの彼女で良かった。今日、会えて良かったです」

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