純恋〜ひとつの光〜
その後もその人は神出鬼没で、それでも時間帯はいつも夕方に現れた。

そして決まってガーベラの花束を買っていく。

何の仕事をしてるんだろう。

いつもスーツを着ている。

夜の仕事かな。

黒い髪を後ろに一つまとめて、顔つきはどこか険しくもある。

まぁ、気にしてもどうこうなるわけは無い。

そして日中は花屋で働き、夜はスナックで働いて今日もトボトボと家に帰った。

「ただいま」

太一はようやく決まった会社で働き始め、今はもう夜中ともあって寝ている。

全然話もできないな。

朝は私の方が早いし、夜も私の方が遅い。

お風呂に入って、ヨレヨレの着古したシャツを着て眠る太一のとなりの布団の中にそっと入った。

疲れた…

すると徐ろに太一が後ろから抱きついて来た。

胸を揉みしだかれ、下の下着を脱がされる。
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