純恋〜ひとつの光〜
友希ちゃんはバッと私を見る。

「全然大丈夫ですよ! 前から働き過ぎだって店長と言ってたじゃないですか!」

「そ、そっか…。それじゃ店長とも話してみる」

「はい! 夜の仕事も辞めたんですよね?」

「うん…」

本当に耀には何から何まで面倒みてもらっちゃっている。

私の借金まで…

結局その話は出来なかったな…

その後一日を終えて外に出ると耀がスーツを着て待っていてくれた。

「お疲れ様」

「お疲れ様。今日は来てくれたんだね」

微笑む耀を見上げ、勝手に頬が緩む。

「うん。どこかで夜ご飯食べよう」

そんな私を耀は優しく見下ろし腰に手を回した。

「ありがとう」

五十嵐さんの運転する車に乗り込み、個室の和食料理屋に入った。

またすごい店だな。

官僚とかが使ってそう。
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