純恋〜ひとつの光〜
私を愛して、どん底から救ってくれたのがこの世界の裏の人間だったとしても、私には彼が誰よりも光って見えた。
耀を見下ろし頭を引き寄せるようにしがみついて、蜜が溢れ互いの繋ぎ目なんてわからないくらいに溶け合う。
顎を掴まれ濃厚なキスで唇を塞がれる。
「優しくしたいんだよ。あんまり煽んないでくれ…」
「耀からなら…何されても…いいっ」
どんな事をされても、私に向けられる愛が確かなものだと感じるから。
「青葉っ…」
その言葉を皮切りに、更に律動は激しさを増して私に襲いかかってくる。
「んっ…あっ…」
打ち寄せては返す波のように快感の波がお腹の奥を迫り上げて来る。
普段、とても歳下だと思えないような落ち着きのある耀が、私のせいでこんなに暴れていると思うとなんだか嬉しくてたまらない。
ましてや、裏の世界でいずれ頂点に立つやもしれない彼の愛が私に向けられているなんて…
もうこの深い愛に触れた私は耀から抜け出せないと悟った。
いや、抜け出せないんじゃない。
抜け出したくないんだと。