純恋〜ひとつの光〜
店員さんを捕まえて何点か良さそうなものを教えてもらいながら選んだ。

へへ。

耀、喜んでくれるかな。

ラッピングをしてもらいお店を出る。

タクシーを捕まえようとするもなかなか捕まらない。

すると一台の黒塗りの車が近くに停車した。
リムジンだ。

なんとなく嫌な予感がして私はその場を離れようと歩き出した時、案の定後ろから話しかけられたかと思えば数人の黒服に身を包んだ男性に囲まれた。

「平田 青葉さんですね」

え…

見るからにその世界のオーラが出ている。

やばい!
これはやばい状況だ。

「一緒に来てもらえますか?」

何も答えない私に向かって冷たい眼差しを向けられる。

これはどうしたら…

みすみす着いて行っていいわけないよね。

「いや、人違いじゃないですか? 急いでますので失礼します」

そう言って僅かな隙間から抜け出そうとするも前を塞がれる。

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