純恋〜ひとつの光〜
「そ。坊。坊ちゃん」

俺はピースサインをして見せた。

「てめぇ、ふざけんのも大概にしろや。ヘラヘラしやがって!」

そう言って男は急に殴りかかって来た。

それをヒョイっと交わし身体を回転させて後ろ足で軽く蹴り上げると、男はよろめき後ろで待機している奴らに支えられる。

よわ…

なんの手応えもないな。

「お前らやっちまえ!」

男が他の奴らに声をかければ、それを皮切りに次々と襲いかかって来た。

あーもう、めんどくせぇ。

「五十嵐ー。青葉にちょっと遅くなるかもって言ってー。でも時間までは帰るって」

「承知」

その間にも向かって来る奴らの相手をする。

息の根は止めないにしてもただでは帰せない。
どうせこんな所に来るのなんて新関の下っ端だろうし。

礼儀もクソもねぇ。

とりあえず骨の2、3本は折っておく。
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