純恋〜ひとつの光〜
自分の部屋に戻りソファに座って頭を抱え込む。
今更どの面下げて青葉の元に行けばいいんだよ…
変わらず青葉の事は愛してる。
愛してるからこそ別れたってのに。
この想いの行き場が無い。
もう何年も俺は空っぽで抜け殻みたいな状態だ。
暗闇の中、照らす光をなくした俺は生きているのか死んでるのかもわからない。
遠くで見る事すら出来ずにいる。
そんな事をしたら、いつだってまた…
会いてぇ。
会いてぇよ…
自分から青葉を遠ざけたというのに。
親父は一体どんな気持ちで俺の母親と別れたのだろうか…
再会して、愛していた女が余命宣告を受けていて。
もし青葉がそうだったらと考えただけで恐ろしくなる。
どうか、どうか元気でいて欲しい。
窓の外から見える星に柄にもなく切に願った。