純恋〜ひとつの光〜
そしてようやく順番が回ってきて用を済ませて煌が待つ場所へ急いで戻った。

まずいな…
人も多いし、結構時間かかっちゃった。

そしてどこを見ても煌の姿が見えない。

「煌!?」

「ママ、煌いないよ!?」

「煌っ! 煌ーっ!」

私は恥ずかしげもなく煌の名前を呼ぶ。
光も同じく煌を呼んで。

「きっと近くにいるはず…」

「ママ、探そう!」

「うん…っ」

「ママ、大丈夫。もしかしたら煌もトイレかもよ!?」

確かに。

そして一度またトイレに戻り煌を探すもいない。

誘拐?

いや、それはさすがに…

でも気持ちが焦る。

「インフォメーションに行こう」

そして光の手を引いてインフォメーションに向かおうとした時名前を呼ばれた。

「平田青葉さん」

え…

私はハッとして振り返ると黒服の男性か数人私と光を囲んだ。
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