純恋〜ひとつの光〜
押しつぶされて息が出来ない…

耀は気づいたのか身体を起こし、後ろに手を引っ張り二人で膝立ちになると羽交締めするように突き上げてきた。

「んっ…はぁっ…」

顎を後ろから上げられ、耀の指が口の中に入ってきてこじ開けられる。

「我慢しないで」

耀は私の声を聞きたがる。

「あんっ…あっ…!」

そして激しい律動に合わせ何度も何度も愛を囁かれ、たっぷりと注がれた。

「もう二度と離さない」

「耀っ…」

「青葉も、煌も光も。俺が命をかけて守り、幸せにしてみせるから」

「うんっ…」

溢れる涙をキスで掬われる。

今度は家族として、一緒にいられる。

「もう私を思って遠ざけたりしないでね」

「ああ。もう間違えないよ」

そう言って耀は迷いのない瞳で私を見つめる。

その瞳は澄んで吸い込まれそうだ。
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