余裕の無い奥田さんは華ちゃんを甘やかす
「お疲れ様、奥にどうぞ。」

「ありがとうございます。それと、こんにちは。さっきのメッセージにあいさつも入れずにすいません。」

「え?あいさつ?そんな事気にして無いから!」
結構私の中では気にしてたけど、ハハハと笑い飛ばされた。

「そうですか?年上なのに失礼だったなって。結構お待たせしちゃいました?」
グラスの飲み物が少ししか無い。

「そんな事、気にしなくて大丈夫だから。全然待ってないよ。約束の時間より早いし、喉乾いてて一気飲みしただけだから。それより、何食べる?」

「ありがとうございます。ランチですよね。奥田さんは決まりました?」

「俺は、ガッツリのメンチカツプレートかパスタにしてパンつけようかな。」

「メンチカツプレートいいですよね!うーん。BLTサンドと悩みます!」
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