余裕の無い奥田さんは華ちゃんを甘やかす

「いえ!!忘れてくださって結構です。というか忘れて下さい!」

「あんなに可愛い事言われて忘れられる訳が無いよ。早めにローンも組むし、子供も任せて!」
と、今度はニヤニヤしてる!

「も〜、からかわないで下さい!」

「ごめんごめん!名残惜しいけど、タイムオーバーだし家まで送るね。」
恥ずかしすぎて窓から外を眺める事しか出来ない私を、楽しそうな笑顔の彼は家まで送ってくれた。

「ありがとうございました。」
と、クルマのドアに手をかけると
「今日は、俺も一緒に行くから。」
突然の事で立ち尽くす私を他所に何故か車から降りて来てインターホンを押した。

"はーい、今行きます。"と、返答が来たと思ったら
玄関が開いて「こんばんは。」と、出てくる両親。
この時間にパジャマじゃないし、2人揃ってお出迎えそれに加えて、パパが奥田さんと普通に話してる。ますます訳が分からなくなって来た。

待って、私さっき告白された所で、親に紹介する準備なんてしてないんだけど…どういう事?
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