コドカレ。
act.3 大人彼氏?
カラオケBOXに残された私達は、残りの時間を潰しながら先程の出来事について雑談をする。
「マジでやっちゃったの?」
私の目の前には、これでもかって位に目を丸くして唖然とするメグの姿があった。
「いやー、マズイとは思ったんだけどさぁ」
「え、え、え?どうやって?」
「まーそりゃ、こっちがやってあげないと駄目じゃん?」
「てことは、アヤが上で?」
「そう、そんな感じ」
「ひゃー、小学生でもヤれるんだ……」
「痛がってたんだけどさ」
「アヤってショタの趣味あるん?」
「ないし!」
「でもさー」
「だから!なんか口元が昔の元彼に似ててさ、こうムカついたというか……」
「いやぁ、でも、犯罪でしょ」
「最初に言い出したメグに言われたくなーい!!」
流石のメグも最初は驚いていたけど、でも最終的には大爆笑しちゃうあたり私の友人だと思う。
「メグはどうだった?」
「うーん。トイレに連れ込んでさぁ」
「連れ込んだってウケるし!」
「キスはしてみたんだけどさー」
「うんうん!!」
なんて私が興味深々で深く頷いてみたところで。
「いやー。やっぱり小学生相手じゃは駄目だったわ」
メグは鼻で笑うように遠くに目を向けた。
「だから言ったじゃーん!」
「あんたヤっちゃったくせに……」
「それ言わないで!マジ失態!!」
私はそう言って頭を両手で抱えこんだ。
ふと、あの男の子の初々しい反応や涙目になった赤い目、赤く染まった頬を思い出し、可愛かったななんて、思ってしまった事は。
もちろん、メグには内緒にして──。