コドカレ。


カラオケの終了時間の10分コールが鳴った後、メグのスマホが部屋の中にに鳴り響いた。


「ミキからメッセきた」

そう言ってメグはスマホの画面をタップする。


「えー、なにー?」

「お!!合コンの誘い」

「マジで!」

「大学生だって。アヤ行く?」

「行く!行く!」

なんて盛り上がって、あの男の子達の話は頭からスッポリ飛んでいった。


***


数日後。


男女3:3でお洒落な飲み屋で乾杯したところで、自己紹介がはじまった。


「はじめまして!アヤでーす!」

なんて撫で声を出して自分をアピールする。相手が大学生といのがポイントが高く、しかも皆背が高く適度にイケテるからメグもミキも必死だ。


「皆可愛いね」

「大人っぽいね。高校生に見えないし」

なんてお決まりの褒め言葉にだって


「そんな事ないですよー」

大袈裟に右手を左右に振るメグもかなりテンションが高い。



トイレでメイクなおし中、本日の相談がはじまる。


「あの人誠実で浮気とかしなそう」

ほんのり酔った頬を赤らめながらメグが相手の見定めをはじめる。


「駄目だよ、私狙ってるんだからー!」

なんて本気で口を尖らせるのは、一緒に合コンに参加する同じクラスのミキ。


「でもさー、女子高生と合コンやってる時点でアウトでしょ!」

と、私は数ヶ月前の浮気事件の事はサッパリ忘れたらしいメグと、今回の合コンの主催者のミキの言葉に突っ込みを入れると。


「確かに!!」

「でもさー、同い年も年下ももー勘弁。やっぱ年上でしょ!」

ミキとメグは、笑いながら大きく頷いた。




< 15 / 64 >

この作品をシェア

pagetop