コドカレ。
カラオケの終了時間の10分コールが鳴った後、メグのスマホが部屋の中にに鳴り響いた。
「ミキからメッセきた」
そう言ってメグはスマホの画面をタップする。
「えー、なにー?」
「お!!合コンの誘い」
「マジで!」
「大学生だって。アヤ行く?」
「行く!行く!」
なんて盛り上がって、あの男の子達の話は頭からスッポリ飛んでいった。
***
数日後。
男女3:3でお洒落な飲み屋で乾杯したところで、自己紹介がはじまった。
「はじめまして!アヤでーす!」
なんて撫で声を出して自分をアピールする。相手が大学生といのがポイントが高く、しかも皆背が高く適度にイケテるからメグもミキも必死だ。
「皆可愛いね」
「大人っぽいね。高校生に見えないし」
なんてお決まりの褒め言葉にだって
「そんな事ないですよー」
大袈裟に右手を左右に振るメグもかなりテンションが高い。
トイレでメイクなおし中、本日の相談がはじまる。
「あの人誠実で浮気とかしなそう」
ほんのり酔った頬を赤らめながらメグが相手の見定めをはじめる。
「駄目だよ、私狙ってるんだからー!」
なんて本気で口を尖らせるのは、一緒に合コンに参加する同じクラスのミキ。
「でもさー、女子高生と合コンやってる時点でアウトでしょ!」
と、私は数ヶ月前の浮気事件の事はサッパリ忘れたらしいメグと、今回の合コンの主催者のミキの言葉に突っ込みを入れると。
「確かに!!」
「でもさー、同い年も年下ももー勘弁。やっぱ年上でしょ!」
ミキとメグは、笑いながら大きく頷いた。