コドカレ。



「いつまで続くの?あんた等の関係」

「噂の小学生の彼氏?」

メグの言葉に面白がって聞いてくるミキ。
私はヤマトと別れた後、駅前にたむろする2人に合流した。


「彼氏じゃないし!!」

と否定するものの

「じゃぁ、何?」

と聞かれれば、どんな関係かハッキリとした名称か答えられるわけもない。


「なんか、小学生の頃の純粋さを思い出したくてさ……」

本音を漏らせば、メグには馬鹿とミキには無理だのと大笑いをされる。
訳が分からないのは私もなんだけど、2人の馬鹿にした様な笑いにムッとしてしまう。


「で、これからどうする?」

なんて話してる時、


「3人で何してんの?」

知らない男子高校生3人組に声をかけられた。

結局、そのチャラチャラしたそいつらとカラオケBOXへと向かう私は、根本的な部分も何も変わっていない。

それでも、朝まで一緒にいないだけマシになったのだろうか。

駅から歩いて20分。1LDKの古くて小さなアパート。


「ただいま」

そこが私のお家。
灯りのついていない家の鍵をあければ、暗闇と静寂が広がった。

食器棚からコップを取り出し水道を捻り、それを一気に喉に通す。


「飲み過ぎた……」

そう呟いてみても返事があるわけでもなく、その後に出るのは小さな溜め息だけ。

念入りにメイクを落として、簡単にシャワーを浴びて、

今日も私は1人布団の中でまるまった。



< 32 / 64 >

この作品をシェア

pagetop