コドカレ。
結局、4人でカラオケに行く事になり、
「へー、2人とも5年生なんだ」
メグはにっこりと尋……質問を始める。
狭くて暗いこの空間の中には、大きなカラオケ機材と小さなテーブルにソファが大半をしめていて。
この異様なメンバーに私は戸惑いを隠せない。
「うん!」
なのに、私の存在なんてまるで無視して元気にメグに返事をしている少年2人組。
もちろん髪の色も真っ黒で、身体の線も細く、声だってソプラノのように高いまま。
流石メグが選んだ男の子だけに顔は可愛い系に入るあたりぬかり無い。
ふ……。
ゲームやサッカー漫画の話ばっかり……。
なのにメグはニコニコ聞いてるし。
もう一体何考えてるの!?
この高校生と小学生が男女でカラオケBOXという不自然な空間にも慣れてきた頃──。
「お姉さん達は何で俺等に声かけたの?」
そう口を開いたのは、落ち着いていて同じ位の背の高さの子の方だった。
「アヤが彼氏に浮気されて」
「ちょっ、メグ」
突然、話題をふられて、小学生の男の子2人の視線が一気に私に向けられる。
"自分好みに育てちゃえばいいんじゃない"なんて、言っていた口はどこにいったのか。
「可愛い年下の男の子に癒されたかったの」
なんて思ってもいない事をメグはベラベラと口にする。
「なに?女って好きじゃなくても男と遊び行ったり平気ですんの?」
「うーん。場合によってだけど」
「場合って何?」
「え?……つき合いとか」
背が同じ位な小学生の方が、やけにメグの言葉につっかかってくると思ったら。
「こいつもこの前、振られたばっかりなんだよな」
と、もう1人のチビの方が話に口を出してきた。