いじめの刑
放課後、はずきは教務室に行っていた。
『麗さんとなんかあったんですか?
休み時間も西口くんといいあってたんでしょ?』
はずきが嘘をついた。
『いいえ。
麗とはケンカしちゃったんです。
でも、謝りました。
周さんとは…
いろいろあったんです。でももう大丈夫ですから。』
『そうですか…
何もないならいいです。
だったら麗さんと仲良くしてあげてくださいね。
最近麗さん女子としゃべってないみたいだし…
そうですか…ごめんなさいね。
放課後に呼び出しちゃって。』
はずきはいい子を演じた。
『いぇ。
失礼しました。』
教務室をでると、周と潤がいた。
『何?
うちを待っていてくれたの?』
『別に…
俺もじじいに呼び出されてたから、話してた。』
『俺は…つきそいみたいなぁ??』
『あっそ。』
はずきがすぎて行こうとすると、
『待てよっ。
なんで麗ばかりにあたるんだよ。
圭斗もだろっ?
それに関係してんのは、彩華って人だけだろ?』
周が言った。
はずきは、
『彩華は友達だもん。
友達を悲しませた人は…ハブカレル。』
そう言ってはずきは帰った。



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