『人妻の過去』
ことが済んだら仁君はアタシに腕枕をする…。



仁;俺らの子供って、どんな顔してんだろーな…。俺に似たらカッコイイと思うんだけど。あきなに似たら、間抜けな顔だろーな(笑)足して2で割って…普通ってトコか。



この無神経な人は、どんな気持ちでこんな事を言ってるんだろう…。



このまま、何もしなければ…堕胎の手術さえ受けなければ…



何ヶ月後には仁君の子供の顔が見れますよ?



そう言ってやりたかったけど



結局,同道巡りで。わざわざ自分から、傷つく言葉を聞く必要もなかったから



あきな;性別もわかんないからね…でも自分の子供なら,どんな容姿でも可愛いんだと思う…。



そう言った。



仁;…そういや俺さ…。今月末に地元の奴らと旅行行って来る。毎年恒例だから断れねーし。だから手術はその前にな!



アタシがこんな状態でも…アタシを置いて女と旅行に行く…。



あきな;絶対行かなきゃいけないの?アタシ今,こんなだよ?!



ちょっと口調は強くなったけど…控え目に言ったつもり。



仁;仕方ないだろ?こんな事になるって思ってなかったし、もう予約してあるし。



あきな;…女でしょ?



仁;だから〜…何回も言ってるけど、そんなんじゃないんだって!!女つっても女じゃねーし。小学校から一緒の奴を女として見れないし。親友の佐々木と、堀越と山名って…よく話しに出て来るだろ!!





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