【コミカライズ】仕事の出来る悪役令嬢、薄幸王子様を幸せにアップグレードしておきました。
兵士の持つ真っ直ぐな剣は、無骨で実戦的な剣だ。
ああ……こんなことだとわかっていれば、武術も習いに行っていたのに!!
私は目を閉じて、もうすぐやって来るだろう痛みを覚悟した。
……その時。
ダンっと鈍い音がして、逆に男性の悲鳴が聞こえた。
え?
私が恐る恐る瞼を開けば、そこに居たのは大きな背中。視線を上げれば、癖のある黒髪。
「……ウィリアム!」
状況から見るにウィリアムは扉の前に居たキャンディスを押し除け、螺旋階段を飛び降り、私の前に立ちはだかっていたのだ。
彼は王太子なのよ。なんて、無茶なことするの!
そして、ウィリアムに斬られたらしい腕を反対の手で押さえていた兵士は、これはもう私を捕えることは無理だと観念したのか座り込んで項垂れていた。
なんだか……可哀想。助けてあげられないかしら。
「モニカ。お前……」
「はっ……はい!」
振り返り私を睨みつけたウィリアムは、いまだかつてなく怒っていた。私は怒鳴られることを覚悟して、また目を閉じた。
「……無事でよかった」
ああ……こんなことだとわかっていれば、武術も習いに行っていたのに!!
私は目を閉じて、もうすぐやって来るだろう痛みを覚悟した。
……その時。
ダンっと鈍い音がして、逆に男性の悲鳴が聞こえた。
え?
私が恐る恐る瞼を開けば、そこに居たのは大きな背中。視線を上げれば、癖のある黒髪。
「……ウィリアム!」
状況から見るにウィリアムは扉の前に居たキャンディスを押し除け、螺旋階段を飛び降り、私の前に立ちはだかっていたのだ。
彼は王太子なのよ。なんて、無茶なことするの!
そして、ウィリアムに斬られたらしい腕を反対の手で押さえていた兵士は、これはもう私を捕えることは無理だと観念したのか座り込んで項垂れていた。
なんだか……可哀想。助けてあげられないかしら。
「モニカ。お前……」
「はっ……はい!」
振り返り私を睨みつけたウィリアムは、いまだかつてなく怒っていた。私は怒鳴られることを覚悟して、また目を閉じた。
「……無事でよかった」