大好きなお姉さまが悪役令嬢?!処刑回避のためにひきこもったら、隣国の王子に狙われているようです?
両親は王城へと向かった。それは国王からの呼び出しに応えるためだ。
屋敷に残されたエレノアとセシリアは、砂糖事業計画についてを考えていた。まだフェルトンの街が正式にケアード公爵のものになったわけではないが、それだって時間の問題だろう。王城に向かう前の父親の自信に満ち足りた顔を見たら、幼いセシリアだってそう思ったのだ。
「こういう草が、白くてさらさらで甘い粉になるってことね?」
セシリアは字もきれいに書くが、絵も上手だ。イラストと呼べるような、デフォルメしたものを砂糖の作り方と称したページにさらりと描いている。字だけよりも絵もあったほうがわかりやすい。
「そうです、そうです。こういう背のたかぁい草が、白い粉になるんです。すごいですよね。信じられません」
きっとこの話を初めて耳にした者はセシリアと同じような感想を持つだろう。つまり、信じられないと。
信じられない気持ちを持つ人たちにどうやって興味を持たせるかが問題だ。
「草ぼうぼうだから切ります、って言えばいいのではありませんか?」
セシリアがぽつりと呟くと、エレノアは「なるほど」と頷く。
屋敷に残されたエレノアとセシリアは、砂糖事業計画についてを考えていた。まだフェルトンの街が正式にケアード公爵のものになったわけではないが、それだって時間の問題だろう。王城に向かう前の父親の自信に満ち足りた顔を見たら、幼いセシリアだってそう思ったのだ。
「こういう草が、白くてさらさらで甘い粉になるってことね?」
セシリアは字もきれいに書くが、絵も上手だ。イラストと呼べるような、デフォルメしたものを砂糖の作り方と称したページにさらりと描いている。字だけよりも絵もあったほうがわかりやすい。
「そうです、そうです。こういう背のたかぁい草が、白い粉になるんです。すごいですよね。信じられません」
きっとこの話を初めて耳にした者はセシリアと同じような感想を持つだろう。つまり、信じられないと。
信じられない気持ちを持つ人たちにどうやって興味を持たせるかが問題だ。
「草ぼうぼうだから切ります、って言えばいいのではありませんか?」
セシリアがぽつりと呟くと、エレノアは「なるほど」と頷く。