大好きなお姉さまが悪役令嬢?!処刑回避のためにひきこもったら、隣国の王子に狙われているようです?
「ああ。問題ない。何本か採って、料理に利用できないか料理人たちにも聞いてみよう」
「お父さま、お菓子に使ってほしいです。甘いお菓子をお願いしてください」
「あら? 私からもお願いしたいところだわ」
母親は甘いお菓子が大好きだ。となれば、母親を味方につければいい。
愛娘と愛妻から熱い視線で訴えられたケアード公爵は少し唸ってから「わかった」と答えた。
さとうきび畑に寄ると、夕焼けによってそこは黄金に輝いていた。
「うわ~うわ~。すごくきれいですね」
「早く帰らないと、暗くなってしまうわね」
そう言った母親の目は、しっかりと父親を捕らえている。つまり、昼間と同じように魔法を使ってさっさとさとうきびを刈れと言っている。
「お姉さま。やっぱり、一番強いのは、お母さ……」
「しっ」
すべてを言わぬうちにエレノアに制される。
こうしてこの日は、コーヒー豆とさとうきびを手に入れて、屋敷へと戻ってきたのだった。
「お父さま、お菓子に使ってほしいです。甘いお菓子をお願いしてください」
「あら? 私からもお願いしたいところだわ」
母親は甘いお菓子が大好きだ。となれば、母親を味方につければいい。
愛娘と愛妻から熱い視線で訴えられたケアード公爵は少し唸ってから「わかった」と答えた。
さとうきび畑に寄ると、夕焼けによってそこは黄金に輝いていた。
「うわ~うわ~。すごくきれいですね」
「早く帰らないと、暗くなってしまうわね」
そう言った母親の目は、しっかりと父親を捕らえている。つまり、昼間と同じように魔法を使ってさっさとさとうきびを刈れと言っている。
「お姉さま。やっぱり、一番強いのは、お母さ……」
「しっ」
すべてを言わぬうちにエレノアに制される。
こうしてこの日は、コーヒー豆とさとうきびを手に入れて、屋敷へと戻ってきたのだった。