セカンドマリッジ ~病室で目覚めたら、夫と名乗るイケメン社長との激甘夫婦生活が始まりました~
とりあえずはリビングに行こうという悟に従い、室内の廊下を進むと、どれだけの大家族で住んでいるのだと言いたくなるほど広い空間が現れた。
あまりの異空間に志歩は口をポカンと開けてリビングを隅から隅まで見ていく。
このリビングだけで、志歩が住んでいたワンルームの部屋が三つ、いや、四つは入りそうだ。
そして、大きな窓から見える眺望の素晴らしさといったらない。たくさんの家やビルが目下に広がっている。まるで世界の覇者にでもなったような気分だ。
「志歩さん、初めて来たときと同じ反応してる」
「えっ」
「そうやって口を開けて外の景色をまじまじと眺めていたよ。『まるで世界の覇者になった気分』って、言っていたな」
「っ……」
成長していない自分が恥ずかしい。まったく同じ感想を抱くというのもどうなのだろうか。しかも、人の口から聞くとあまりにも子供っぽい発想に思える。悟の前で言うようなことではないだろう。
志歩は気まずくなって、無意識に髪に触れる。
「もしかして同じことを考えていた?」
図星を指されて余計に恥ずかしくなる。志歩は顔を赤くしながら、視線をそっと横へとそらした。
あまりの異空間に志歩は口をポカンと開けてリビングを隅から隅まで見ていく。
このリビングだけで、志歩が住んでいたワンルームの部屋が三つ、いや、四つは入りそうだ。
そして、大きな窓から見える眺望の素晴らしさといったらない。たくさんの家やビルが目下に広がっている。まるで世界の覇者にでもなったような気分だ。
「志歩さん、初めて来たときと同じ反応してる」
「えっ」
「そうやって口を開けて外の景色をまじまじと眺めていたよ。『まるで世界の覇者になった気分』って、言っていたな」
「っ……」
成長していない自分が恥ずかしい。まったく同じ感想を抱くというのもどうなのだろうか。しかも、人の口から聞くとあまりにも子供っぽい発想に思える。悟の前で言うようなことではないだろう。
志歩は気まずくなって、無意識に髪に触れる。
「もしかして同じことを考えていた?」
図星を指されて余計に恥ずかしくなる。志歩は顔を赤くしながら、視線をそっと横へとそらした。