セカンドマリッジ ~病室で目覚めたら、夫と名乗るイケメン社長との激甘夫婦生活が始まりました~
一通り案内が終われば、志歩は自室で一人ゆったりと過ごしていた。
悟が気を利かせて、自室で過ごすよう言ってくれたのだ。
志歩の自室だという部屋も随分と広く、やはり場違いな気がしてしかたない。けれど、志歩が愛用していたものたちもこの部屋にはあって、それが志歩を落ち着かせてくれる。
自分の場所に帰って来たという感覚をわずかでも感じることができた。
結局、夜までの時間はそれぞれ自室で過ごし、夕食と風呂を終えた今は、リビングから見える夜景を一人眺めている。
後はもう寝るだけだとわかってはいるものの、あの寝室に一人で入る勇気はない。寝るときにどうするかの話はまだしていないから、ここで悟が風呂から上がってくるのを待っているのが無難だろう。
マンションの最上階から見る夜景は、いつまでも眺めていたくなるほどの美しさだ。そこら中に明かりが散りばめられていて、キラキラと光り輝いている。
きっと普通の状態であれば、存分にこの景色を楽しむのだろうが、今の志歩にその余裕はなかった。
まだ完全には心の整理がついていない状態で、悟との生活が始まる。
ちゃんと記憶を取り戻せればいいが、そうでなかったとき、自分がどうなるのかがわからなくて怖い。
俊也に気持ちを引きずられている今、悟への想いを抱けなかったらどうしようという不安が拭えないのだ。
常に悟へ申し訳ない気持ちを抱いている。
悟はそんな志歩の不安を拭うようにいつも優しく接してくれるが、だからこそ、悟を愛せなかったらという恐怖はとても大きなものになっていた。
悟が気を利かせて、自室で過ごすよう言ってくれたのだ。
志歩の自室だという部屋も随分と広く、やはり場違いな気がしてしかたない。けれど、志歩が愛用していたものたちもこの部屋にはあって、それが志歩を落ち着かせてくれる。
自分の場所に帰って来たという感覚をわずかでも感じることができた。
結局、夜までの時間はそれぞれ自室で過ごし、夕食と風呂を終えた今は、リビングから見える夜景を一人眺めている。
後はもう寝るだけだとわかってはいるものの、あの寝室に一人で入る勇気はない。寝るときにどうするかの話はまだしていないから、ここで悟が風呂から上がってくるのを待っているのが無難だろう。
マンションの最上階から見る夜景は、いつまでも眺めていたくなるほどの美しさだ。そこら中に明かりが散りばめられていて、キラキラと光り輝いている。
きっと普通の状態であれば、存分にこの景色を楽しむのだろうが、今の志歩にその余裕はなかった。
まだ完全には心の整理がついていない状態で、悟との生活が始まる。
ちゃんと記憶を取り戻せればいいが、そうでなかったとき、自分がどうなるのかがわからなくて怖い。
俊也に気持ちを引きずられている今、悟への想いを抱けなかったらどうしようという不安が拭えないのだ。
常に悟へ申し訳ない気持ちを抱いている。
悟はそんな志歩の不安を拭うようにいつも優しく接してくれるが、だからこそ、悟を愛せなかったらという恐怖はとても大きなものになっていた。